月初めなので映画を観に行った。
トム・ハンクスファンの母がなにか長いタイトルの映画を観たいと言ったけど、感動ものはなぜかどうしても観てると疲れてしまうし、ある程度自発的に観たいものでないと(私我が儘だから)更に動けなくなるので、オカルトファンの私は「ピラミッド5000年の嘘」とかいうのを観に行った。
30分くらいまでまじめに観た。
途中に、我々は結論を安易に神秘主義に求めないと繰り返されるけど、新しい発見は少なく、結末はこの手でよくある不安の煽りと自己弁護。引用してる説は私、どっかで面白半分に立ち読みつまみ読みしたオカルト雑誌で読んだよ…。
中盤でピラミッドと有名遺跡の類似を羅列してったけど、びっくりするほど繋がらない。それらの遺跡、映画の結論に繋がらないものは悉くそんなの紹介しましたっけみたいに省かれてる。
一昔前のテレビで日本にもピラミッドが、とかあったし出るかって観てたら与那国の海底遺跡を映してたけど、全然説明されない。どういうこと。
世界の中心はピラミッドらしいけど、明確な根拠が出てこない。この映画作ろうと思った人、相当エジプトが好きなんだろうな。っていうか、科学的に説明したいんだったら、ブレーンがどういう立場で結局なにを言いたいのかちゃんと説明してほしい。もっと言えば、作者の目的って何だったの。途中からすり替わってるんじゃないのだろうか。
エジプト学者が大嫌いなんだろうなというのはわかったんだけど。
かなりとっ散らかった主張を一方的に述べる映画。ドキュメントとしても、オカルトとしても楽しめない中途半端な映画。
いちばん腹立たしいのは、エジプト学者が作者の論説に反論するシーンがあるんだけど、それを風刺してると思ってるイラスト。こういう人たちって絶対このフィルムのなかで論理的に反論できないから。ザ・コーヴを曖昧な説明で包み込んでソフトにしたような印象。くどい、くどすぎる。
これで金取れんのか。すげーな、ドキュメントって。
びっくりしてタイトル間違えました…。